「笠岡モデル」取り組み開始のお知らせ

株式会社ヒゴケンは、内航船員の労働環境と健康管理を改善し、船員不足の解決を目指す「笠岡モデル」に参画し、調剤薬局事業を通じた支援を開始しました。

笠岡モデルは、岡山県笠岡市の岡山県西南海運組合が中心となり、船員の健康維持と労働環境の向上を目的に立ち上げられた取り組みです。ヒゴケンは、法定備品の医薬品管理やオンライン服薬指導を通じて、船員の医療アクセス向上に貢献してまいります。

笠岡モデルの概要や具体的な取り組みについては、以下のリンクから詳細をご覧ください。
笠岡モデルについて

ヒゴケンの役割と取り組み内容

① 法定備品の医薬品管理

船舶には、船員法に基づき一定の医薬品が備え付けられています。しかし、管理が不十分な場合、医薬品の在庫不足や有効期限切れが発生し、必要なときに適切な医療が受けられないリスクがあります。

ヒゴケンは、法定備品の医薬品の在庫確認や補充のサポートを行い、船員が乗船中でも適切な医療を受けられる環境を整えます。

② 一般用医薬品(OTC)の服薬指導・相談支援

船員の多くは、生活習慣病の治療薬を服用しているため、風邪薬や鎮痛剤などの一般用医薬品(OTC)の併用による健康リスクが懸念されます。また、船内に備えられたOTC医薬品は管理が不十分な場合が多く、誰がどの薬をどのように服用するかが不明確なケースもあります。

こうした課題に対し、ヒゴケンはオンライン服薬指導や相談サービスを提供し、船員の健康状態に合わせた適切な服薬指導を実施します。

③ 産業医と連携したオンライン服薬指導

笠岡モデルでは、産業医が指定医を兼ねる仕組みを導入し、船員の健康管理を強化しています。従来の指定医は、年に一度の健康診断時にのみ関与し、健康状態を詳細に把握することが難しいという課題がありました。

これに対し、笠岡モデルの指定医は、産業医として日常的に船員の健康を管理し、オンライン診療やストレスチェックの結果も踏まえた上で、乗船の可否を判断することが可能です。

ヒゴケンは、産業医と連携しながらオンライン服薬指導を実施し、船員が乗船中でも適切な医薬品を確保できる環境を整えます


笠岡モデルが目指す未来

笠岡モデルは、船員の健康維持を通じて、内航海運業界全体の活性化を目指す取り組みです。本モデルの導入により、以下のような効果が期待されます。

  1. 船員の健康維持と定着率の向上

    • 労働環境が改善されることで、船員が長く安心して働ける環境を整える。
  2. 中小船社の競争力強化

    • 産業医の導入や職場環境の改善により、大手船社と同等の労働環境を提供し、人材獲得の競争力を向上させる。
  3. 全国への波及

    • 笠岡モデルは、地域限定の取り組みではなく、全国の海運業界にも適用可能なモデルケースとなる。

ヒゴケンは、医療関連事業を手がける企業としての知見を活かし、基幹産業である海運業界の人手不足という社会課題の解決に貢献することを目指しています。その第一歩として、健康管理の側面から船員の働きやすい環境を支え、持続可能な船員確保の仕組みを構築していきます。


おわりに

株式会社ヒゴケンは、笠岡モデルの一員として、船員の健康維持と内航海運業界の発展に寄与してまいります。本取り組みの詳細については、以下のページでも紹介していますので、ぜひご覧ください。

笠岡モデルについて

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